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BSPは神経生物学的な仮説に基づいています。ブレインスポットにアクセスすることで皮質下の活性化、また同時に身体と感情体験を抑制する無顆粒層を含む新皮質の活性化が起こることで、問題にフォーカスした高い活性化状態において身体の抑制機能を働かせ「終わっていなかったトラウマ反応を完了」させ、トラウマの影響を取り除きます。
無限大の神経の結合が人間には存在するという事実から「癒しの本質は来談者の脳にある」と仮定し、それを唯一の癒しの拠り所として信頼します。セラピストが先に立って導くのではなく、むしろ、尾が頭に必ずついていく「彗星の尾」のようになって、徹底的に来談者の処理に寄り添っていきます。それにより、来談者が生存するための本来の力を引き出し、問題の解決へと誘います。
BSPの臨床試験は始まったばかりで、十分な数のエビデンスはまだありません。ドイツでBSPの予備調査が公刊され、また数年内にスペインで、BSPの比較調査の公刊が決まっています。2つの調査はBSPが高く効果のある方法であることを示しています。
また一般にすでに公開されている根拠として、2012年に起きたアメリカ銃乱射事件の被害者ケアに関する調査結果が公開されています。乱射事件が起きたサンディ・フックのコミュニティーを対象に調査が行われた結果、BSPはソマティックエクスペリエンシング(SE)やEMDRと同様かそれ以上に効果があると感じられたということが報告されました。
始まったばかりのこれらの研究や調査から、BSPは今後十分なエビデンスを積み重ねていく潜在的可能性があると言えるでしょう。
世代間トラウマとブレインスポッティングの紹介ワークショップ | |
時間 | 10:00-11:00(前半部)11:10-12:40(後半部) |
前半部 | 世代間トラウマについて(レクチャー);トラウマについて(レクチャー) |
後半部 | BSP紹介;デモンストレーション |
前半部 | 世代間トラウマについて(レクチャー);トラウマについて(レクチャー) |
公認心理師/杏林大学/ブレインスポッティング国際トレーナー
実施日 | 2023年7月29日(土) 時間
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会場 |
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参加費 |
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参加条件 |
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定員 |
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主催 | Brainspotting Training Institute Japan(BTI-J) |
申込方法 | オンライン |
公式サイト | btij.org |
会場 |
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